はじめに
こんにちは、のりわんこ(@noriwanco)です!
いつもご覧頂きありがとうございます。
車中泊の旅をして回る際に夜の寝床を作った際、物の置き場所に困った事ありませんか?
エアーマット敷いて、寝袋を広げて、それまで置いていたカバンやお土産等々は別の場所(助手席、シート下の足元)におく必要が出てきます。
結構この物の置き場所に困りますよね!
あと、寝床を準備した後や昼間の移動中にコーヒー飲んだりパソコン作業したり、、、ゆったりしたくてもテーブルがない!
そう!車後部にテーブルを取り付けるとその問題が解決出来ます。
よく車中泊 YouTube 動画等を見てると、景色の良い高台や海辺に駐車して、後のドアを開けて、取り付けたテーブルの上にコーヒーを置いて、風に当たったり本を読んだり、、、良いですよね。
それがしたい!僕もしたい!
という事で我が家の Freed+ ちゃんにもテーブルを取り付ける事にしました!
でもHONDAの純正品を買うと4万円もして高い。どうする?そう自作DIYです!
そして良きモノが出来ました。
結構しっかりしていて折りたためるから収納もバッチリ!
そこで今回は自作DIYで車内テーブルをお安く作る方法をシェアしていこうと思います!
デーブルを作ろうと考えている方の少しでも参考になればと思います。
それではいってみましょう!どうそ。
自作DIYしたテーブル & 費用 & お得度
まずは自作したテーブルのご紹介、掛かった費用と純正品に対してどれだけお得か?を解説していきます。
自作DIYテーブル
今回紹介する自作テーブルの完成形を先にご紹介!
この写真のようなテーブルになります。結構スッキリしていてかっこ良く仕上がってると思います。
真ん中で折りたためるので、テーブルを使わない、外して仕舞っておきたい場合にコンパクトに保管出来ます。
両サイドに手すりを取り付け、そこに2本インテリアバーを掛けます。
テーブルを下から見た風景も写真載せておきます。
しっかりしている感じで、ちょっと重ための物を載せても大丈夫!!?
費用&お得度合い
それでは気になるポイントである
- いくら材料費、費用が掛かるのか?
- 純正品を購入するのに比べてどれだけお得なのか?
について書いていこうと思います。これがお得じゃなければ自作DIYやる意味無いですから!
結論は70%もお得(安く)製作する事が出来ます!金額にして2万8千円!
これはデカイ。金額の詳細はこちら!
ちなみに純正品はこちら!Honda Freed のカタログでは ¥40,000 (税込 ¥44,000) です。
自作DIYテーブルの作り方
それでは、まずはテーブルの実際の作り方をご紹介していきます!
もし興味を持って頂き、”自分も作ってみよう!”と思っていただいた場合、この後の材料紹介もみて頂き参考にしてもらえればと思います。
1:手すりをつける
まずはテーブル用の板を置ける部分に出来る”手すり”を車に取り付けます!
付け方を順番に説明していきます。
1−1:荷台にあるユーティリティナットを使う
1−2:上部の前後両端のナットを使う
1−3:+の溝に薄い板を差し込む
1−4:左に回してナットを外す
1−5:このように外れます
1−6:奥にM6のねじ穴が見えます
1−7:エンドブラケットをM6ネジで仮止め
1−8:前後両方取り付ける
1−9:付ける棒の必要長さを調べる(測定)
1−10 :ブランケットに突込む分も考慮する
1−11:必要長さの位置にマークを付ける
1−12:マークの位置に合わせて切断する
1−13:40〜41cmで切断完了!
1−14:棒をブランケットにはめる
1−15:棒の回転を止めるネジを止める
1−16:M6ネジを締めて固定しカバー被せる
このようにユーティリティナットの部分に手すりを取り付けます。
これを右側にも取り付けます。両方付けるんですね!
ここにハンガーや洗濯ばさみハンガーを掛ければ車中泊で物干しも出来て便利ですよ。
2:折り畳みテーブル板を作る
次は折り畳み出来るテーブル板を作っていきます。
仮でDAISOの発泡スチロール製カラーボードで作ってみたテーブル板をつけてみました。
まぁ良さそうなか?という事で製作開始してきます!
補足情報ですが、この仮ボードは横幅1,270mm、奥行450mmです。
(手前側両端を75mm面取り45° 切って車内装形状に合わせてあります)
Freed+の荷台の横幅が1,270mmでちょうどピッタリなのですが、ホームセンターに売っている板の長さ規格が600mmの次が900mmでした。
900mmの板を2枚使って、それぞれ635mmに切断して使えばピッタリなのですが費用が上がってしまうので600mmの板を2枚使うことにしました。
(端35mm短くても手すりに掛かる為、問題は無いかと、、、)
2−1:板の長さ35mm短くても良い事を確認
2−2:板の角に40mm、45° の線を描く
2−3:線に合わせて切断する
2−4:角をやすりがけする(車内装保護の為)
2−5:やすりがけ後はこんな感じ
2−6:やすりがけ前後の差はこんな感じ
2−7:これを2枚作成(45°位置に注意)
2−8:蝶番を付ける位置を確認する
2−9:バランスの良い、端から70mmにしました
2−10 :穴位置の寸法を測る
2−11:穴位置にマークを付ける
2−12:爪付きナット用の下穴(φ6)を開ける
2−13:開けた穴に爪付きナットをはめる
2−14:ハンマーで打ち付けてはめる
2−15:6穴全て爪付きナットをはめる
2−16:板を裏返し、M4ビスで蝶番を固定する
2−17:固定するとこんな感じ
2−18:蝶番を2つ付ける
2−19:2枚目の板を合わせて穴位置確認
2−20:その位置で穴開け+ナットはめ
2−21:M4ビスで固定する
2−22:折り畳みテーブル板完成!
2−23:反対側もバッチリ
2−24:上手いこと出来ました!
3:車に取り付ける、、、しかし問題点が!!!
それでは遂に車に持っていってテーブル板を載せてみるぞ〜!
と載せたところ、問題が発覚!なんと真ん中の折り畳み部分が弱い+板も軽さを重視して薄めの9mmにした事が仇となり、結構テーブルがしなって、このまま使っても危険だという事が分かりました!
やはり板の下に棒を通して補助しないと厳しい、という事で急遽方針転換。
インテリアバーを2本、手すりに取り付けました。
そしてちょうどハマるようにテーブル板の両端を追加切断して 1,100mm (550mm x 2枚) にしました。
もちろん切断後のカドはしっかりやすりがけして丸く触り心地良くしましたよ!
そして出来上がり、何とかテーブルとして使えそうな物に仕上がりました!
これでPC作業が出来る、寝る時もテーブルの上に物を置いておける、コーヒーブレイク等のお食事も出来る!また一歩車中泊旅の充実度が増します!
準備する材料
それでは前章で紹介したテーブルを作っていく為に必要な材料を紹介していきます。
Amazon等のネットの商品リンクも付けておきますが、ネジ等の小物は近くのホームセンターで買った方が安いと思いますので、お店に行って確認してみると良いと思います。
(記載する価格は、僕が実際に購入した価格です。)
1:手すり専用丸棒(径φ35mm)
まずは手すり棒!直径35mmの丸棒を1m購入しました。
今回のテーブル用に実際使った長さは400mmを2本、800mmなので1mで充分足ります。
価格は ¥1,380 でした。
2:Nエンドブラケット ブラウン EL-612
次に必要となるのがブランケット!手すり棒を車本体に取り付ける部分です。
購入品を組み付けるだけで作れる、極力追加工をしないで良い簡単製作を目指して選びました!
価格は ¥980 x 4個 = ¥3,920 でした。
3:なべネジ M6x25mm
ブランケットを車のユーティリティナット部分に固定するネジです。
実際に使うのは4本なので、1袋でOKです。
価格は ¥248 でした。
4:ベニヤ板 450x600x9mm
テーブル板にするベニヤ板です。
折り畳みにするので、600mmの長さを2枚購入しました。
ホームセンターに行くと板材コーナーに色々な材種があり、それぞれ価格も異なるので、好みの物を選んで頂ければOKです。
厚みも好みで!厚いほど丈夫ですが重たい。薄いほど軽いですがヒョロい。どっちを取るか?
僕は9mmを選択しました!
価格は ¥1,080 x 2枚 = ¥2,160 でした。
5:ステンレス角蝶番 76ミリ
テーブル板を折りたためるようにする為の蝶番(2個セット)です。
ネジが付属していますが、このネジは使いません。(板厚9mmに合わない為)
価格は ¥780 でした。
6:アルミビス M4x8mm , 爪付きナット M4
蝶番をベニヤ板に固定する為のネジ(ビス)と、ネジで固定出来るようにねじ穴をベニヤ板に作る為の爪付きナット。
一番簡単な固定方法としてはボルトナットでベニヤ板を挟み込むやり方ですが、そうするとボルトの頭、ナットの厚み分が出っ張ってしまってテーブルとして使いにくくなってしまう!
という事でナットを埋め込める”爪付きナット”にしました。
価格は ¥98 (ビス) + ¥158 x 2 (爪付きナット) = ¥414 でした。
7:インテリアバー KA-30 & ロックリング KA-64
テーブル板を下側で補助する為に使用したのがこのインテリアバーです。
これ色々使えてとても便利です。
以前、車内天井網棚を作った際もこのインテリアバーを使いました。
丈夫で軽くて長さも調整出来るのでとても使い勝手が良いです。
価格は ¥846 x 2本 = ¥1,692 でした。
インテリアバーを手すりにしっかり固定しておく為に、このロックリングも使った方が良いです。
これも以前、車内天井網棚を作った際に使いました。
価格は ¥499 x 2セット = ¥998 でした。
まとめ
如何でしたか?
結構しっかりしたものが出来て、費用も3万円近く抑えられて出来たのでOKだと思います!
これから実際に車中泊の旅に出て使っていって、更に改良していこうと思います。
改良、改善をしていったら、またその情報をシェアしていきたいと思います!
今回のDIYで、やはり電動工具の必要性をとても感じました。
ちょっとマジメに購入検討しないと!
マキタ、日立、BOSCH、RYOBI、Black&Decker、、、色々あって迷います。
もし皆さんのおすすめあれば是非教えてください。
(初心者向き、価格抑えめ、使い勝手、等々を考えてオススメのものとは?)
それでは、また!
以前に車の旅、車中泊、ドライブを楽しむ為の車内空間を広く使う為に天井棚を自作したので、その作り方の記事も見てもらえると嬉しいです。
また、車中泊をするには目隠しシェードが必須!でも純正品は¥38,000もする。
これを安く自作DIYする方法をご紹介!なんと20分の1で出来ちゃいます!
その他にも車中泊をする為の車DIY関連の情報も書いているので、そちらも見ていただけたらと思います。
僕のりわんこは旅に関する情報(グルメ、ホテル、車中泊、飛行機、その他番外編)も色々書いています。
良かったら見てもらえると嬉しいです。
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