はじめに
こんにちは、のりわんこ(@noriwanco)です!
いつもご覧頂きありがとうございます。
今お安く自由に色々な所へ行け、気ままに旅を楽しめる手段として車中泊が増えてきています。
車中泊を安全に快適にする為には、車の窓ガラスを覆って外から車内が見えないようにする目隠しシェードが必須です。夜の街灯やお店の明かり、駐車場の他人の気配、明け方の朝日が眩しいのも快眠の妨げとなりますから。とても重要です!
各車種によって窓の形状やサイズが異なるのでしっかり確実に覆う為には専用のものを購入する事になりますが、車メーカー純正やカー用品メーカーの物は結構高額です。
そこで簡単お得に自作してしまう方法をご紹介!
なんと純正の20分の1(5%)で出来てしまいました。お得お安い!
ちなみに、のりわんこの愛車は HONDA Freed+ (2019年10月マイナーモデルチェンジ) です。
目隠しシェード自作 お得具合 (Freed の場合)
自作での費用
今回自作した際に掛かった費用は、合計 ¥2,194 でした。
(作業費は入ってません。材料費のみです。)
1:カラーボード (ダイソー) 、 10枚 、 ¥100 x 10枚 = ¥1,000
色は黒が良いですが、なかなか売ってません。在庫があるお店が少ないですね。やはり黒が一番人気ですぐ売れちゃんでしょう!
2:ビニールテープ(ダイソー) 、 1セット(3ロール) 、 ¥100
3:保護アルミシート(ダイソー) 、 1本 、 ¥100
基本は前方窓フロントガラス用のみ外側の面に貼り付けます。
もし側面や後方の窓にも使う場合は追加3本必要かなと思います。
4:竹炭流台シート(CAINZ) 、 3個 、 ¥298 x 3個 = ¥894
5:布粘着テープ・銀 (ダイソー) 、 1個 、 ¥100
HONDA純正品 価格
純正品はさすが安定の車にぴったりしっかりカッコいい!
しかし価格もしっかり ¥41,800 となります。高い!
カー用品メーカー製 価格
こちらはカー用品専門メーカーが各車種別に専用サイズを製作し販売している物なのでピッタリです。
のりわんこも DAIHATSU MOVE で車中泊する際に同様のものを購入して使っていました。
サイズピッタリ、使いやすく、とても良かったです。
価格は純正よりは安い ¥27,500 です。
お得度結論
目隠しシェードを自作した場合、 ホンダの純正品を購入するよりも20分の1 で出来ます。
金額で言うと ¥39,606 安く製作する事が出来ます。
カー用品メーカーの製品を購入するのと比較すると12分の1 で出来ます。
金額で言うと ¥25,306 安く製作する事が出来ます。
かなりの金額を安く出来ますし、自分で作る楽しさも有りますし、好きなように作り替えや自分が使いやすいように独自カスタマイズも出来ます!
自作方法 解説
側面窓 前部小窓
それでは自作方法を順を追って説明しましょう!まずは側面・前部小窓から。
1:新聞紙で型取り
2:形に抜けた新聞
3:型より少し大きめにカラーボード 切り出し
4:角は丸く無くてOK
5:ハサミで角を丸くしながら、実際の窓に合わせる
6:外から見るとバッチリぴったり出来ました
7:出来た形から型紙(図面)を作りました。窓から外しやすいように引っ張る部分も追加!
8:A4で印刷すれば原寸で出せるように図面作りました。繋ぎ目の線も入れて分かり易い!
9:切り出した型紙と実際のシェード。同じ形で出来た!
10:2つの型紙を線に沿って切り出し
11:型紙に合わせてカラーボード を切り出し 1/2
12:型紙に合わせてカラーボード を切り出し 2/2
13:切り出したカラーボード を実際の窓に嵌め込み、ハサミで形状微調整
これで前方小窓の左右2つが出来ました。
側面窓 前部大窓
次は側面・前部大窓の作り方。
1:新聞紙で型取り
2:形に抜けた新聞
3:型より少し大きめにカラーボード 切り出し
角は丸く無くてOK
4:ハサミで角を丸くしながら、実際の窓に合わせる
5:窓から外しやすいように引っ張る部分も追加!
6:小窓と同様に型紙を作り、それに合わせてカラーボード 切り出し+テープで繋ぎ合わせ
⇨実際の窓に嵌め込み、ハサミで形状微調整
7:外から見るとこんな感じ
8:窓の外側になる面に竹炭流台シートを貼り、外面を黒くする
(左窓用、大窓・小窓両方)
9:窓の内側になる面に保温アルミシートを貼る
(左窓用、大窓・小窓両方)
10:窓の外側になる面に竹炭流台シートを貼り、外面を黒くする
(右窓用、大窓・小窓両方)
11:窓の内側になる面に保温アルミシートを貼る
(右窓用、大窓・小窓両方)
外面黒にしておくと、シェードを付けた時にも外から分かりにくくなって良いです。
アルミシートが外面の場合はシェード付けている事が遠くからでもすぐ分かり、良くなかったです。
側面窓 後部小窓
次は側面・後部小窓の作り方。
1:新聞紙で型取り
2:形に抜けた新聞
3:型より少し大きめにカラーボード 切り出し
5:ハサミで角を丸くしながら、実際の窓に合わせる
6:外から見て、これもバッチリぴったり!いい感じです
7:前部小窓と同様に、窓から外しやすいように引っ張る部分も追加!
8:出来た形から型紙(図面)を作ります
9:型紙に合わせてカラーボード を切り出し 1/2
10:型紙に合わせてカラーボード を切り出し 2/2
11:切り出したカラーボード を実際の窓に嵌め込み、ハサミで形状微調整
これで後方小窓の左右2つが出来ました。
側面窓 後部大窓
次は側面・後部大窓の作り方。
1:新聞紙で型取り
2:形に抜けた新聞
3:型より少し大きめにカラーボード 切り出し
角は丸く無くてOK
4:ハサミで角を丸くしながら、実際の窓に合わせる
5:外から見るとこんな感じ
6:更に補強や隙間埋めを行う
7:もう1度窓枠にはめて再確認
8:出来た形から型紙(図面)を作ります
9:小窓と同様に型紙を作り、それに合わせてカラーボード 切り出し+テープで繋ぎ合わせ
⇨実際の窓に嵌め込み、ハサミで形状微調整
10:外から見るとこんな感じ!
8分割のパーツに合わせて保温シートを付けると継ぎ接ぎで良くなかったので1枚張りに変更
11:窓の外側になる面に竹炭流台シートを貼り、外面を黒くする
(右窓用、大窓・小窓両方)
12:窓の内側になる面に保温アルミシートを貼る
(右窓用、大窓・小窓両方)
13:窓の外側になる面に竹炭流台シートを貼り、外面を黒くする
(左窓用、大窓・小窓両方)
14:窓の内側になる面に保温アルミシートを貼る
(左窓用、大窓・小窓両方)
これで左右側面の目隠しシェードが完成しました。
やはり1枚貼りで作るのが良いですね、見た目が。
後方窓
側面のシェードを作ったのと同様に、新聞紙で型を取ってその形状より少し大きめにカラーボード を切り出します。
そして実際の窓枠に合わせるようにハサミで角を丸く切りながらぴったり合うように作っていきます。
後方窓は幅広なので1枚のボードで製作してしまうとドライブ中の運搬・収納する事が問題となります。
その為、左右半分ずつの2パーツ構造にしました。
窓の外側になる面に竹炭流台シートを貼り、外面を黒くして車外からシェードを付けているか分かり難くしました。
窓の内側になる面は黒のカラーボード そのままにしています。
(保温シートを貼ってもOK)
窓の外側になる面に竹炭流台シートを貼り、外面を黒くします。
中央の繋ぎ目に出来る隙間を防ぐ為、竹炭シートが重なるように製作しました!
前方窓
前方ガラスを覆う為のシェードを作っていきます。
フロントガラスはかなり大きいので3つに屏風折り出来るようにカラーボード 3枚で製作しました。
ルームミラー付け根付近の隙間もちょうど良いサイズに切ったボードをはめる様にして出来るだけ外から覗かれない様にします!
窓の内側になる面はカラーボード の面そのままです。
窓の外側になる面に保温アルミシートを貼り、太陽光を反射するように作りました!
真夏のサンシェードにも使える!
しっかり太陽光を反射して車内の温度上昇を抑えてました。
おまけ:目隠しシェード収納用の巾着袋
作った目隠しシェードをバラバラに車に積むと、汚いし細かい部品が無くなるし持ち運びにくいし!
と言う事で、専用の巾着袋を作っちゃいました。
かなりのクオリティーですよ。
製作した目隠しシェード一式
別途製作した専用の巾着袋!
綺麗に全てのシェードが入りました。
丁度良いサイズでしっかり収納!
これを車内に積んで車中泊行って来ます!
もし御所望でしたら連絡下さい。販売御検討します。👉 お問い合わせはこちらクリック☆
実際の装着状態(光漏れ具合、車内の暗さ)
全てのシェードを製作終えて、実際に車に装着してみました!
装着テストしたのは真っ昼間の明るい時間帯です。
前方フロントガラス用のシェードは表面(外側)に ”保温アルミシート” を貼り付けて夏場のサンシェードにも使用出来る様にしていますが、裏面(車内側)は何も貼っていないので結構太陽光が漏れてます。
しかし柔らか目の光が車内に入ってくるので、朝を感じるのに丁度良いかなと思い、このまま実戦投入していきます!
では自作したシェードを取り付けた車内をご覧下さい!
まずは後ろのドアを開けて車内全体を見た感じです。
車内で前席から後部を見た感じです。
車内で後部の荷台から前部を見た感じです。
車内で後部の荷台から側面を見た感じです。
結構しっかりと日光を遮断出来ているので良いと思います。
側面と後ろ側は日光の漏れがほぼ無く出来てます。車内は結構暗くなるのでゆっくり眠れます。
車内で快適に眠る為には別途お布団セット(マット、寝袋)が必要なので、これについてはまた別の機会にご紹介しますね。
まとめ
手作り感は否めませんが、結構ぴったりの物が安く製作出来ました。
今回の製作方法はどんな車でも同様の作り方でぴったりの目隠しシェードが作れます。
皆さんの車用にも作ってみては如何でしょうか?
のりわんこの愛車は Freed+ 2019年モデルです。
もし同型(同サイズ)の窓形状の方でわんこ作成の型紙データーが欲しい方が居ましたら連絡下さい。
車の旅、車中泊、ドライブを楽しむ為の車内空間を広く使う為に天井棚を自作したので、その作り方の記事も見てもらえると嬉しいです。
その他にも車中泊をする為の車DIY関連の情報も書いているので、そちらも見ていただけたらと思います。
僕のりわんこは旅に関する情報(グルメ、ホテル、車中泊、飛行機、その他番外編)も色々書いています。
良かったら見てもらえると嬉しいです。
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