はじめに
こんにちは、のりわんこ(@noriwanco)です!
いつもご覧頂きありがとうございます。
皆さんはこのような経験や思いをした事はありませんか?
- ドライブで車に乗せた飲み物が、いざ飲もうとしたら温かった
しっかり冷えた物を飲みたいのに! - ドライブ途中に喉渇いてジュース買うけど、結構高いよな
いつものスーパーならもっと安いのに! - 買い物をして要冷蔵のなま物を買って、他に用事あるのに一旦家に帰って冷蔵庫へ入れなきゃいけない
面倒くさいな!でも仕方ない
僕もよく車で長距離移動するので1や2の経験がよくあって、車に冷蔵庫を設置したいな!と思っていました。時々3の経験もしていて、これ結構面倒なんですよね。
これから車中泊をして行くために愛車 Freed+ を購入したので、この機会に購入しました。車載用冷温庫!
もう1点決め手になったのが今年大流行のコロナショックです。
一番ロックダウンとかで世界中で騒ぎになっていた2020年4月にタイから日本へ海外出張から帰国し、2週間の自宅待機となりました。
その間、同居の家族にもし感染拡大してはいけないので、同じ家内で別れて生活していました。
もちろん冷蔵庫も分けられたので、”自分専用”で部屋に置ける+車中泊で使える!と思って買いました。
買ってみるとちょうど良い大きさでしっかり冷えるので、すごく良かったです。
他のサイト等では、色々な冷温庫の比較をやっているので、ここでは実際に購入して使ってみた
”10L 冷温庫 CH-10L” (メーカー:ベルソス)
に焦点を絞って徹底レビューしていきます!
車用冷温庫を使った感想・良い点・問題点
僕が購入したのは ”10L 冷温庫 CH-10L” です。(メーカー:ベルソス)
僕は妻と2人(子供なし)なので 10L サイズで十分でした。
他にも数人の友達とよくドライブに行くとか、彼氏彼女とのドライブデートへよく行くとか、新婚さんでまだ子供がいないとかでしたら、僕達と状況は似ているのでこのサイズで良いと思います。
もし子供連れの家族や Freed よりも大きい車に乗っていてガチで車中泊旅行をするような人であれば 20L くらいの冷温庫でも良いと思います。
普段は自分の書斎や寝室で使用して、旅に出る時は車に乗せて!というのもアリですよね。
この車用冷温庫を実際に購入し使ったり実験したりする中で感じた良い点と問題点を挙げます。
購入の際の参考にして下さい。
車用冷温庫の良い点
車用冷温庫の問題点
- いつでも冷たい飲み物が飲める
- 旅前に安く飲み物を買っておける
移動中の自販機等(高い)で買わなくて良い - 安心・かっこいい!
- 荷物スペースが取られる
- 運転中、荷台で滑って動く(固定必要)
- 意外とうるさい
でも調べると普通の事務所レベル
僕的に一番おすすめのポイントは出発前にディスカウントストア等でお茶、ジュース、コーヒー等を安く買っておき、移動中に飲んでいるものはドリンクホルダー(手元近く)に置き、次に飲む予定の物を冷蔵庫で冷やしてスタンバイしておく!これが良いです。
長距離運転での移動は何本か飲み物を飲む事になりますし、途中で買う飲み物は自販機か高速道路のサービスエリア等になるので割高です。結構バカにならない出費です。ここを抑えられるようになる!良い!
問題点に挙げた ”滑って動く” という点は、現状は荷物のカバンに両側挟んで横方向の滑りを抑え倒れなくしておき、冷温庫のしたに滑り止めのゴムシートを敷いておくので前後も滑らないようにしています。
後々は何か固定出来るものを自作DIYしようと思っているので、出来たらまた作り方紹介します。
価格・機能・冷却能力
車載用冷温庫の価格
今回僕が購入した車載用冷温庫は ¥9,800 です。
冷温庫 CH-10L を購入する前に検討した、他の冷蔵庫についても紹介します。
実際に購入して使ってみていないので比較は出来ませんが、選ぶ際に目に留まり選択肢に入った物達です。
でも CH-10L に決めたのは中身が見えるから!好みの問題です。
高級感あってカッコいいですが高い!でも高性能!
しっかり性能も同等品
どっちを購入しようか迷った!
ちょっと冷却能力が劣る (+5℃)
でも価格安めなので許容可能!
2ドアタイプもあって、上下で保温と保冷を分ける事も出来るタイプ!
これも検討しましたが、①大きい②基本保冷で使用 なので断念しました。
でも、家族連れや大人数でのドライブが多い方はこれも良いと思います。
大人は温かいコーヒーが良い、子供は冷えた炭酸ジュースが良い!
こういう場合でも大丈夫ですから。
冷温庫の大きさ、重さ(持ち運び安さ)
冷温庫の大きさは W24.0×H39.5×D29.5cm です。
Freed+ の荷台に乗せたらこんな感じです。ちょうど良い大きさ!
持ち運びは取手が上部に付いているので問題ありません。
重さも 4.2kg と、それほどでは無いので大丈夫です。
持っている写真は購入したサイトのものを抜粋しました。こんな感じです。本当に!
冷温庫の梱包状態、付属品
梱包状態はしっかりしていて安心してネット購入出来ます。
付属品は電源ケーブルと上段用の仕切り、説明書です。
中はこのような感じで、ジュースを入れた感じも良いです!
冷温庫 製品詳細
「10リットル冷温庫」
【メーカー】VERSOS(ベルソス)
【型 番】CH-10L ◆オールシーズン使える冷温庫(冬はホット、夏はクールの温度設定が可能)
◆2電源使用可能 (家庭用AC/車載用DC)
《 仕 様 》
【庫内容量】10L
【冷却方式】ペルチェ方式
【設定可能温度】-2~60℃
【運転音】保冷46dB 保温48dB (最大)
【消費電力】 (AC電源使用時)保冷95W/ 保温76W
(DC電源使用時)保冷73W 保温62W
【電源】AC100V 50/60Hz DC12V
【コード長】AC 約1.5m・DC 約2.8m
【寸法】W24.0×H39.5×D29.5cm
【質量】4.2kg
【セット内容】 本体・AC電源コード・DC電源コード・ 仕切り板・取扱い説明書
冷却能力
設定は−2℃まで出来ると仕様には書かれていますが、本当にそこまでの温度に行くのか?
結構疑問だったので、実際に自分で実証実験をしてみました。
結果は冷温庫の表示は設定の−2℃を達成しました。庫内に入れた温度計も+2℃だったので、それだけ冷えれば十分かと思います。実際冷たい飲み物を保管するには10℃くらいで良いので。
(その温度が人間冷たい飲み物で美味しく感じる温度らしい)
設定温度になるまでの時間も重要なので書いておきます。
冷蔵庫の中身がいっぱいと空では結構違ってました。
冷蔵庫の中に入れる飲み物の量 | 10℃になるまでの時間 (美味しく飲める温度) | −2℃になるまでの時間 (設定した温度) |
中身がいっぱい | 2時間 | 14時間 |
中身が空っぽ | 30分 | 2時間 |
この冷温庫を購入する前に色々 YouTube や口コミサイトをみましたが
”車載用の小型冷蔵庫はあまり冷えない、でも無いより全然良いです!”
という感じのコメントが多かったのでちょっと心配で疑心暗鬼でした。
でも実際はちゃんと冷えるので、とても満足しています。
冷蔵庫の冷却能力実証
このポータブル冷蔵庫の冷却能力を実験しました。
どのくらいの時間で何度まで下がるのか?重要です!
”冷却が遅い”=”冷えない、冷えにくい”となると車内で冷たいジュースを確保したり、ナマ物を運んだりするのに問題ですから。
真夏のドライブにはいつでも冷たい飲み物が確保出来るのが良いですよね。
ではこの冷蔵庫 “CH-10L” の冷却実験結果を発表します。
設定温度は最低の−2℃にしました。
実験は4月末に自宅の部屋で行いました。室温は22℃でした。
冷蔵庫中身がいっぱいになるように
- ペットボトル 500ml 4本
- 缶 350ml 2本
を常温(室温と同じ22℃)で入れました。
緑の”冷蔵庫”は冷蔵庫本体に表示の温度、青の”温度計”は冷蔵庫内に入れた温度計が示した温度です。
本体表示の温度は11時間でほぼ底打ちの−1℃に到達です。
温度計の方は13時間でほぼ底打ちの+1℃に到達です。
人が美味しいと感じる冷たい飲み物の温度は10℃と言われています。グラフの赤線です。
その温度になるまでの時間は、
- 冷蔵庫の表示・・・2時間
- 冷蔵庫内に入れた温度計の表示・・・6時間
でした。
ちょっと時間が掛かってしまう感じがしますが、長距離運転で旅に出る事を想定すれば、走っているうちにしっかり冷却出来るのかな?と思います。
必要なら旅に出る前夜に部屋で予備冷却して、冷えた状態の冷蔵庫を車に積めばバッチリ!
まぁ、一番は冷えた飲み物を買っておいて、それが温くならずに美味しい状態をキープ!そして飲み物交代をした時に美味しい状態で飲み始められることが嬉しいです。
この実証実験で僕が一番分かって安心したのは”ちゃんと温度下がるんだ!”という事です。
車中泊用の車載ポータブル冷蔵庫が欲しいと思って、ネットで色々探していましたが、安い物(¥5,000くらい)では”実際に設定温度まで冷えません!”みたいなレビューがあったので、この冷蔵庫 “CH-10L” はちゃんと冷えてくれて良かったです。
それでは僕が1日掛けて実験した写真をどうぞ。本当にやりましたよ!
実験開始
始めはポータブル電源で始めましたが40分程で電気を使い切り、
部屋のコンセントに繋いで続行
実験開始
冷蔵庫中身はこんな感じ
・500ml ペットボトル4本
・350ml 缶2本
実験開始
温度計は22℃を表示
室温、冷蔵庫の表示と同じ!
実験開始から10分後
・冷蔵庫 15℃
・温度計 22℃
実験開始から20分後
・冷蔵庫 13℃
・温度計 21℃
実験開始から30分後
・冷蔵庫 12℃
・温度計 20℃
実験開始から40分後
・冷蔵庫 12℃
・温度計 19℃
実験開始から50分後
・冷蔵庫 11℃
・温度計 18℃
実験開始から1時間後
・冷蔵庫 11℃
・温度計 18℃
実験開始から2時間後
・冷蔵庫 10℃ (美味しい温度)
・温度計 17℃
実験開始から3時間後
・冷蔵庫 9℃
・温度計 15℃
実験開始から4時間後
・冷蔵庫 7℃
・温度計 13℃
実験開始から5時間後
・冷蔵庫 5℃
・温度計 11℃
実験開始から6時間後
・冷蔵庫 5℃
・温度計 9℃ (美味しい温度)
実験開始から7時間後
・冷蔵庫 4℃
・温度計 8℃
実験開始から8時間後
・冷蔵庫 2℃
・温度計 7℃
実験開始から9時間後
・冷蔵庫 1℃
・温度計 6℃
実験開始から10時間後
・冷蔵庫 1℃
・温度計 5℃
実験開始から11時間後
・冷蔵庫 -1℃
・温度計 4℃
実験開始から12時間後
・冷蔵庫 -1℃
・温度計 3℃
実験開始から13時間後
・冷蔵庫 -1℃
・温度計 2℃
実験開始から14時間後
・冷蔵庫 -2℃ (設定温度達成!)
・温度計 2℃
冷却稼働中の騒音測定
43.5 dB でした
普通の事務所程度
後日、冷蔵庫の中に何も入れずに−2℃設定で冷却したら、
(冷蔵庫表示)
10℃になるまでに30分
−2℃になるまでに
と結構早かったです。
この製品イイです。
しっかり冷える!
まとめ
車用の冷温庫を買って本当に良かったです。
しっかり冷えるし、結構かっこいいですし、実家巡りの長距離移動や車中泊しながらの国内旅行にとても役立ちます。
皆さんも書斎や寝室、いつものドライブ、キャンプやベランダでのお食事にいかがですか?
これからも色々なグッズをご紹介していきますのでお楽しみに!ではまた。
コメント