はじめに
こんにちは、のりわんこ(@noriwanco)です!
いつもご覧頂きありがとうございます。
1つ前の記事では、日本帰国する為の事前準備(主にPCR検査、陰性証明)について紹介しました。その記事はこちら!
今回の記事では、実際に日本へ帰国した体験談を通して、2021年7月現在の日本入国方法(日本の水際コロナ対応の実情)を話していこうと思います。
今後、日本へ帰国予定の海外駐在員やその家族、コロナ禍でもお仕事で海外出張のサラリーマン(僕はコレ)に、少しでも参考になって安心や心の準備のお手伝いが出来たらと思います。
コロナ対応の状況は刻々と変化しているので、この記事を参考にして頂きながら、最新情報を確認して対応して下さい!
(日本入国の流れや必要書類は、どこの地域・国から帰ってきたか?2週間以内にどの国へ渡航したのか?によって変わってきます)
この記事で分かる事
・2021年7月現在 タイから日本へ帰国した場合の検疫流れ
・検疫所指定のホテルでの強制隔離について
・コロナ禍真っ只中のバンコク空港、飛行機の旅はどうなっているか?
では始めていきます。どうぞご覧下さい!
2021年7月の日本入国概要(手順、時間)
この記事の結論、2021年7月現在の日本入国するための順序や所要時間をはじめに書いていきます。
これは2021年7月3日朝にバンコクから羽田に到着した僕の場合となります。
帰国の時期や帰国前の過去14日以内に滞在していた国・地域によって変わりますので注意下さい!
バンコク空港の今
バンコク空港到着→搭乗チェックイン
それでは空港の状況からご紹介していきます。
ANA羽田行きの便へ登場する為、バンコク空港(スワンナプーム国際空港)へ行きました。
1年前の2020年4月の状況とは違い、少しずつですが人流が戻ってきているのかな?と思いました。
あの時はホントにヒドかった!!!
良かったら比較(2020年4月9日の空港状況を書いた記事)をどうぞ。
タイ舞踊や神話などでお馴染みの鬼?神?のモニュメント。
今はしっかりとマスク着用です!対策バッチリ!
今のバンコク空港の状況を確認して歩いた後は、自分が搭乗する航空会社のチェックインカウンターへ向かいます。
チェックインの時に行われた、通常と違う点は ”PCR検査陰性証明の確認” でした。
これが無いと日本入国出来ないので、そもそも飛行機に乗れない、チェックインもさせて貰えない感じでした。
日本着いた後になって、、、ギャー😱となるより全然OKですからね!
日本からタイへ出国する際の飛行機チェックインでも、渡航先の国の入国規定を確認して必要書類が全部OKか確認して、、、同じでしたね。
その他の作業は通常通りで、問題無くスムーズにいきました。
搭乗チェックインが終わって、これから手荷物検査と出国手続きに向かうエスカレーターを上がっていきます。
この、上からの景色は見晴らしが良くて好きですね〜!
写真撮ってしまいました。
ANAダイヤ特典でビジネス・アップグレード!
今回、4ヶ月半という長い海外出張だったので、自分へのご褒美という事でビジネスクラスへアップグレードを決行!
ANA上級会員ダイヤモンドの特典である ”ダブルアップ” も体験したかったので、電話で依頼確認しました。(メール等ではダメで、電話でリクエストする必要があるそうです)
その際に必要な事!電話を掛ける先、電話番号!
ダイヤモンド会員の番号では国際電話になり通話料がエライことになるので、タイのANA問い合わせ番号を確認。
電話番号は 1800-011-254 でした。携帯電話でかけて、通話料無料で利用出来ました!安心。
公式サイトに載っています!
電話で”ダブルアップ(アップグレードポイント2倍でビジネスへアップ)”したい事を伝えると登録してもらえます。
実際にアップグレード出来るか?については、当日チェックインの時に空きがあれば、、、OK!
という事でした。電話の時には確定ではありません。
ただ、電話時点でのアップグレード待ち状況を教えてくれました。聞いてみて下さい!
今回は無事にアップグレード完了!
通常はUG出来ないエコノミーVクラスですが、ちゃんとビジネスIクラス(UG)になりました。
ダイヤモンド会員特典、ANA上級会員特典についてのご紹介は下のリンク先をどうぞ!
免税店エリアと航空会社ラウンジ(タイ出国後)
バンコク空港 免税店エリア
無事に飛行機搭乗チェックイン、手荷物検査、イミグレーション(出国手続き)が終わって、久々のバンコク空港の免税店エリア!実に1年3ヶ月ぶり。
まずは定番、お約束のモニュメント!
ヒンドゥー教の天地創造神話”乳海攪拌”です。
出発便の案内ディスプレイ。
いまだに多くの便が欠航ですね。表示されている中だけで、96便中24便が搭乗手続き中。25%。
免税店もほとんどが閉まっています。
まだまだコロナの影響が続いていますね。早く元の活気のある空港へ戻って欲しいです。
航空会社ラウンジ(タイ航空:TG)
多くの航空会社ラウンジは現在閉鎖されています。
僕はANAに搭乗したのでスターアライアンス系となりますが、利用出来る(開いている)ラウンジは
- タイ航空ラウンジ
- ミラクルラウンジ
となります。
本来の通常営業であれば、オススメの航空会社ラウンジは
- エバー航空
- シンガポール航空
ですが、開いてないので残念!コロナ禍収束を待ちましょう。
という事で、今回はタイ航空のラウンジを利用させてもらいました。
利用者が全然居ませんでした、、、寂しい。
料理も並んでいるのは少しだけ、、、メインのパスタは係の人に注文です。
スパゲッティ・カルボナーラです。
クリーム、マッシュルームが美味しかったです!
飲み物はジュース、コーラ、缶ビールが冷蔵庫に入ってました。
コーヒー、エスプレッソ機もあります。
料理は多くは並んでません。利用者が少ないのでしょうがないですよね。
飛行機搭乗、日本への旅
飛行機への搭乗は、通常の順番(上級会員、ビジネスクラスから)ではなく、後ろの席・窓側の席から順に、、、前の席ほど後に搭乗していく特別措置でした。
出来るだけ人の接触を避ける為、当然の措置ですね。
機内で配られる(記載必要な)書類
搭乗すると座席にいくつかの書類が置かれていました。
コロナ禍での特別対応で、日本入国時(検疫)で必要な書類と税関申告書がありました。
入国後14日間の対応説明、体調・滞在国申告書
表面には日本へ入国した後の対応についての説明が書かれています。
裏面には質問票があり、体調不良の有無と、どこの国に滞在していたかを申告する欄があります。
日本入国についての質問票
入国前PCR検査、必要アプリ、スマートフォンについての質問票です。
入国後にしっかり規定された対応、行動をするか?の誓約書的な感じです。
誓約書(個人)
法律で規定された内容の説明と誓約の署名をする書類です。
日本に到着して、検疫や入国手続きをしていく際に必要になる書類です。
入国後は記入している時間がない(記入していると更に入国に時間が掛かってしまう)ので、機内で書き終わって準備しておきましょうね!
バンコクー羽田:ビジネスクラス搭乗(コロナ禍でのサービス)
久しぶりのビジネスクラス、やっぱり快適ですね〜
席は一番前の左側窓側の1Aでした。
他の乗客は1つ飛ばしで左右窓側にいるだけ(中央の席は1人くらい居ただけ)だったので、搭乗率はざっくり25%くらいでしょうかね。
搭乗・離陸した後のシートベルトサインが消灯した後、早々に必要書類を書いておきました。
そのあとはゆっくりとビジネスクラスを楽しみました。
心配だったのは ”コロナの特別対応でサービスが削減(改悪)されるのでは?” という事でしたが、問題なくバッチリ通常通りのサービスを受けられました。
まずはお酒のシャンパン!渇いたのどを潤します。
おつまみもおしゃれで美味しかったです!
お酒を頂いた後はしばしのお休みタイム!ちょっと寝ておきます。
しっかりゆったりのフルフラットにして、ゆっくりお眠り出来ました!
離陸から4時間くらい(羽田到着2時間前)で朝ご飯の時間となります。
今回は和食を頂きました。(和食と洋食から選べます)
綺麗で美味しい、優しい味で朝から色が進みます!
食後の〆はやっぱりコーヒー&チョコレート。旨し!
ビジネスクラス(東南アジア路線)で頂ける飲み物や料理について、メニューを載せておきます!
アメニティとしては、まずプレミアム・エコノミー以上で付いているスリッパ。
そして、ANA巾着袋に入っている歯ブラシや耳栓、アイマスク、マスクです。
スリッパと巾着袋は記念に持ち帰り出来ます!
ビジネスクラスのサービスが普通と同じで、良い状態が維持されていて安心しました。
コロナ禍で大変なのにありがたいですね〜!
日本到着後の検疫手続き流れ(羽田空港の場合)
それでは次に日本到着した後の検疫手続きについて説明していきます。
今回僕は羽田空港へ到着の便に乗ったので、羽田空港の場合になります。
(基本的には同じだと思いますが、成田空港ではまた異なる部分もあると思います。)
空港の検疫エリア(飛行機から降りてから検疫・入国・荷物受取・税関を通って制限エリアを抜けるまで)では写真撮影禁止なので、写真なしとなってしまいます。残念!
1:飛行機が羽田空港到着、機内に待機
空港に到着して飛行機がゲートに止まった後、アナウンスがあり
”検疫所の指示があるまで座席で待機(頭上荷物の取出し降機準備も禁止)”
となります。
(実際の時間/5:50 AM)
今回は10分後にアナウンスがあり、前の席から順番にアナウンスに従って降りていきます。
(ビジネス⇨プレエコ⇨エコノミー前方⇨エコノミー後方)
出来るだけ人が密に重ならないように間隔開けています。
(実際の時間/6:00 AM)
2:個人基本情報を入力、QRコード生成
飛行機を降りると通常の通路には行けず、お隣の出発ゲートに誘導されます。
はじめに個人基本情報や14日の滞在場所等を登録して、それのQRコード生成が必要です。
通路のチェックポイントで看板にQRコードが掲示してあり、それを自分のスマホでカメラに写して情報入力ページを開いて、各種打ち込んでいきます。
最後にQRコードが出てくるので、それをスクリーンショット撮っておきます。
(後のチェックポイントで係の人に提示する必要があります。)
もしスマホを持っていない、もしくはネットの通信が上手くできない(入力に問題ある)場合は、横に2台のPCが置かれていて、それを利用して入力、QRコードが生成されたら印刷するか?携帯カメラで撮影しておく事でもOKです。
僕はスマホの通信が上手くいかず、入力ページを開けなかったので、このPCを利用しました。
3:各種書類(誓約書、申告書、陰性証明書、、、)の確認や提出
ここからいくつものゲートを渡り歩きながら、帰国前にPCR検査した陰性証明や、飛行機内で記入した検疫関係の書類などの記入内容確認を受けたり提出したりしていきます。
かなり念入りに、書類によっては何度も確認・提示を求められます。
検疫官が確認を行うチェックポイントがいくつものゲートに設置されていて、それぞれの場所で指示される書類を出していくことになります。
4:必要アプリ3つの初期設定と連絡メール、電話番号の申告
次に隔離期間中の行動監視や体調申告のためのアプリを設定していくことになります。
必要な3つのアプリはこちらです。
これは帰国前にホテル等のWi-Fi環境でインストールしておくことをお勧めします。
空港でインストールすると、通信状況によっては無駄に時間が掛かってしまうので!
1:OEL 入国者健康確認センター位置情報アプリ
2:MySOS
ビデオ通話アプリ
3:COCOA
接触確認アプリ
各アプリのインストールは下記QRコードを利用すると便利で確実ですよ。
アプリの詳細はこちらです。参考までに。
空港での流れとしては、係の人が5人くらい居て横に椅子が用意されています。
順番に椅子に座り、スマホを見せて1つずつ設定をしていきます。
係の人はチェックシートを持っていて、設定しないといけない点にもれが無いように確認しながらやられていました。
全ての設定が終わったら次のテーブルにいきます。
そこでは申告した個人メールアドレスが本当に有効か?をテストメール送信して確認されます。
(本当に受信したことを係の人に見せます)
しっかり細かく確認するようになってましたね!
その時のテストメールがこれです。
その後、インストール&設定をしたアプリについて
- 隔離期間中にどういう確認が来るのか?
- どういう対応をすれば良いのか?
- アプリの使い方
を説明受けます。
その後、次のゲートへ移動していきます。(次は遂にPCR検査!)
5:唾液によるPCR検査
次のゲートでは唾液によるPCR検査を行うため、ツバの採取をします。
検体の唾液をとる容器と、その容器に唾液を入れるためのジョウゴ(上戸、漏斗)を貰います。
検体容器とジョウゴの写真を載せておきます。
写真のものは、隔離ホテル生活3日目に使用したものですが、空港での検査も同じです。
受付デスクの横にいくつか簡易的に仕切られた採取場が設けられていて、そこでツバの採取をします。
採取場の壁には梅干しとレモンの写真も貼ってありました!
もしツバが出にくい場合は、それを見て想像して酸っぱい気分になって出しましょう!
検体容器の下線部以上に唾液を摂って、検体容器を係の人へ渡します。
6:PCR検査結果待ち
書類審査・提出、必要アプリ設定、PCR検査を終えると149番ゲートに到着します。
ここは待機場所となっていて、PCR検査結果が出るのを待ちます。
トイレ、ジュースの自販機、充電用コンセント、空港 Wi-Fi があるので、とりあえず休憩です。
(実際の時間/7:00 AM、羽田到着から1時間10分経過)
7:検査結果=陰性 ⇨ 隔離ホテル移動のグループ分け
PCR検査の結果=陰性となった人から、定期的な間隔で番号が呼ばれます。
自分の受付番号は、PCR検査する際に検体の容器と対応した番号を割り当てられます。
20人くらいのグループで番号が呼ばれ、下記の書類を受け取ります。
近くの仕切られたエリアにある椅子に座って、係の人に誘導されるのを待ちます。
待っている間にトイレに行っておくか、書類(写真)1枚目を記入しておきます。
1枚目の書類は隔離ホテルチェックインの際に提出が必要となります。
(実際の時間/8:55 AM、羽田到着から3時間5分経過)
8:入国手続き(イミグレーション)&預け荷物受け取り
係の人の案内で通路を歩いていき、遂に入国手続きとなります。
その後、預け荷物を受け取ってまたグループ全員集まるまで待機となります。
(実際の時間/9:30 AM、羽田到着から3時間40分経過)
9:税関検査 ⇨ 隔離ホテル行きバスへ
グループ全員自分の荷物を受け取ったら、次は税関検査を通ります。
通った後の到着ロビーへ出ていくところ(お迎えピックアップの人が待っている場所)の直前で再度グループが揃うのを待ちます。
5、6人くらい揃った順にバス会社の係の人の案内で、バス乗り場まで移動します。
ホテル行きバスに指示通り乗っていきます。
バスは普通の観光バス的な感じでした。隔離ビニール等は無かったです。
(実際の時間/10:00 AM、羽田到着から4時間10分経過)
10:バスで指定隔離ホテルへ移動
グループ全員がバスに乗るのを待って、羽田空港を出発します。
(実際の時間/10:20 AM、羽田到着から4時間30分経過)
検疫所指定の隔離ホテルは何箇所か候補があって、その都度隔離人数や到着空港等の状況によって変わるようです。
今回、僕の場合(7月3日朝、羽田到着、タイからの帰国)は
での隔離生活となりました。場所はこちら!
超街中の観光地ど真ん中〜でも外出厳禁〜残念〜!
3日間の検疫所指定ホテルでの強制隔離
羽田空港から隔離ホテルまで、今回の僕の場合はAPAホテル横浜ベイタワーでしたが、バスの移動時間は30分でした。
(実際の時間/10:50 AM、羽田到着から5時間経過)
ホテルのチェックインでも蜜を避ける為、先に到着したバスのグループが部屋に入るまではバスの中で待機となります。
待つこと30分、やっとバスがホテルの玄関(地下駐車場)に横付けされ、荷物を持ってホテル受付にむかいます。
(実際の時間/11:20 AM、羽田到着から5時間30分経過)
バスの荷台、預け荷物は係の人が全部ホテルロビーへ運んでくれます。
(チェックイン手続き終わって部屋に行く際に自分の荷物を受け取る方式)
ここまで結構長くなってしまったので、指定ホテルでの隔離3日間の詳細については次回の記事に紹介したいと思います!しばしお待ちください!
まとめ
如何でしたか?
現状(2021年7月時点)の日本入国での検疫状況についてのご紹介!
(バンコクの空港や現在の国際線状況も併せて紹介)
夜行便で帰国して、日本到着してからホテルで休めるまで約6時間掛かります。
眠たく疲れもある中大変ですが、空港歩き回ったり長時間検査結果を待ったりするので、
僕からのアドバイスはこれです!
今回の僕の記事が少しでもお役に立てられたら嬉しいです。
これから帰国となる出張者、海外駐在員、もしくはその家族の方々の情報収集に!
”今の日本の水際対策はどうなっている?”か気になる方に!
海外旅行行きたいけど、現在の空港や検疫がどうなっているか気になる方に!
関連記事として、タイから日本へ帰国の際の渡航準備(2021年7月時点)について書いた記事がありますので、良かったらご覧下さい。
また、タイへの渡航準備(2021年2月時点)について書いた記事がありますので、もしその状況がどうなのか気になる方がいれば見て頂ければと思います。
その他にも飛行機に関係している案件も書いているので、そちらも見ていただけたら嬉しいです。
僕のりわんこは、旅に関する情報(グルメ、ホテル、車中泊、飛行機、その他番外編)も色々書いています。
良かったら見てもらえると嬉しいです。
それではまた!
コメント