ANA上級会員はメリットあるの?特典内容について実体験から解説!

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はじめに

あまり飛行機に乗らない人などには馴染みが無い事かなと思いますが、

  • 上級会員ってなに?
  • どういうメリットがあるの
  • どうやったら上級会員になれるの?

今回は ”上級会員にというのは、どういうメリットがあるの?”  についてまとめて行きます。
僕は2016年から毎年20回以上のフライトを経験しており、そこそこ良く飛行機に乗っている方ではないかと思います。
その僕が実際に体験して感じた、実体験の視点で解説したいと思います。

この特典内容を見て頂いて、上級会員になった方が良いのか?頑張って成り上がる意味が無いのか?それぞれの方の状況によるので、各自の判断材料にして下さい。

そもそも上級会員になった方が良い?

僕の考えでは、年2〜4回(1、2回往復)くらいしか飛行機を利用しなのであれば、頑張って修行と言われる事をして上級会員資格を取るのは不要と思っています。
その理由は

  • 年1往復の搭乗なら特典内容に近いメリットを受けられる”ビジネスクラス”や”ファーストクラス”のような上位クラスのチケットを取れば良い
  • 上級会員になるにはかなりのお金が掛かる
    年間の費用は通常プラチナ会員は約50万円、ダイヤモンド会員は約100万円の費用が掛かる
  • 上級会員になるには時間も掛かる
    出張族、会社経営で飛び回る人、独身で時間的自由がある人等でないと厳しい?

というのがあります。

もし3往復等の多くの飛行機搭乗をする機会があるのであれば絶対獲得しておく事をおすすめします。僕は15年程平会員で普通に飛行機を利用していたので、上級会員の特典メリットが凄く良い利点だと思います。年に複数回利用する時は本当に実感します。

出張だと基本的にエコノミー席となるので、それでも色々な特典を利用出来るのでとても有り難い事です。

どうやったら上級会員になれるの?

そもそも ”プレミアムポイントって何???”  という方はこちらをどうぞ!
詳しい説明、通常の計算方法について記載しています。

詳しい説明、詳細は →  こちらをクリック

ANA緊急対応:プレミムポイント2倍の特別対応を発表 2020年1月1日〜6月30日まで (2020年3月19日更新)

ANA が新型コロナで乗客激減している現状を打破する為、飛行機に乗れない状況の会員救済の為、凄い対応策を発表しました!

詳しい説明、詳細は →  こちらをクリック

上級会員の種類やメリット・特典内容の概要

ANA上級会員 特典内容の概要

ANAの上級会員になったらどういった特典・恩恵を受けられるのか?
各会員ランク別にまとめをします。
もし ”会員ランクって何?どういうものがあるの?” という方は次の項目を参照下さい。

ANA上級会員特典内容

ANA上級会員の概要

ANAの上級会員制度は3つの会員ランクがあります。
このランクは各年の1月1日〜12月31日に搭乗した結果に応じて得られる独自ポイントを集計して、その合計ポイントによって決まります。
そのポイントが”プレミアム・ポイント”となり、PPと呼ばれている物です。

詳しい説明、詳細は →  こちらをクリック

ANA上級会員の有効期限について

上級会員ランク有効期限は次年度の4月1日〜3月31日までです。(本会員期間)
また、会員ランク条件を満たすPPを獲得して、アプリなら次の日、プラスチックのカードが届いてから2週間後に特典利用が可能となります。(事前会員期間)
そして、そこから次の3月31日までと次の4月1日から1年間が会員有効期間となります。

なので1月〜3月までに達成した場合は、最大2年間特典の恩恵を受けることが出来るのです。

上級会員期間の例

ANA上級会員ランクの種類について

通常会員(平会員)

ANAマイレージクラブ会員に登録すれば初めになる会員ランクです。
特に特典はありません。ANAの飛行機やスターアライアンス加盟の航空会社の飛行機に乗るときに番号を登録、もしくはチェックインカウンターで提示すればマイルが貯まります。

ANA 平会員 ANA平会員 App画面

ブロンズ会員(第1段目)

平会員から1段上がったランクです。
スターアライアンスのシルバー会員となりますが、特に意味は無いです。特典皆無。
必要 PP のポイントは、30,000PP が必要です。約30万円必要です。
(ただしANA便搭乗でのポイントが 15,000PP 以上必要です。)

ANA Bronze会員 ANA Bronze会員 App画面

プラチナ会員(第2段目)

平会員から2段上がったランクです。
スターアライアンスのゴールド会員となり、ANAでの各種特典に近い恩恵がスターアライアンス加盟の航空会社でも受けられます。これがすごいメリットです。
必要 PP のポイントは、50,000PP が必要です。約50万円必要です。
(ただしANA便搭乗でのポイントが 25,000PP 以上必要です。)

このランクの恩恵の一部はビジネスクラスに乗った場合と同じになります。
(ラウンジ利用やチェックイン・荷物検査、優先搭乗、荷物返却優先)
なので搭乗回数が少ないならば、このランクになる為の費用を使ってビジネスクラスのチケットを購入して旅を楽しめられた方が良いと思います。

ANA Pratinum会員 ANA Platinum会員 App画面

SFC (スーパーフライヤーズカード) 会員

プラチナ会員の資格を達成、さらにANAのクレジットカードを作成して申し込みした場合になれる会員資格です。ANAカードの本会員がSFC会員であった場合、家族カードを作成したら、そちらもSFCカードとなります。増殖可能です。

表向きにはプラチナ会員と同等の恩恵を受けられます。しかもカードを維持している間はずっと会員ランクを維持出来ます。これがすごい!

なので、皆さんこれを獲得する為に一所懸命に”修行”と言われる無駄に多くの飛行機を乗る行為をしていく訳です。

ANA SFC会員 ANA SFC会員 App画面

ダイヤモンド会員(最上級)

ANA会員制度の最上級です。(複数年このランクを維持している人はこっそり更なる上の扱いが有るようですが、それは都市伝説?)

プラチナとは別格の扱いや特典内容が受けられます。しかし毎年大量に飛行機に乗らなければ維持出来ません。(SFCのような物は無い)
スターアライアンスではプラチナと同じゴールド会員となり、ANAプラチナに近い恩恵がスターアライアンス加盟の航空会社でも受けられます。
必要 PP のポイントは、100,000PP が必要です。約100万円必要です。
(ただしANA便搭乗でのポイントが 50,000PP 以上必要です。)

このランクの恩恵の一部はファーストクラスに乗った場合と同じになります。
(ラウンジ利用やチェックイン・荷物検査、優先搭乗、荷物返却優先)
なので搭乗回数が少ないならば、このランクになる為の費用を使ってファーストクラスのチケットを購入して旅を楽しめられた方が良いと思います。

この会員ランクになると、他の会員ランクでは貰えないオリジナルのネームタグを貰えます。
どういった物か?については こちらをクリック

ANA Diamond会員 ANA Diamond会員 App画面

上級会員の特典詳細 おすすめ Best 3

1:ラウンジの利用

これが上級会員になって僕が一番良かったと感じている点です。
ブロンズ会員ではマイルかアップグレードポイントの支払いが必要で制限あるので、実質使えない感じです。
SFC、プラチナではビジネスラウンジを利用出来ます。ダイヤモンド会員ではファーストクラス(スイート)ラウンジが利用出来ます。条件はANA便かスターアライアンス加盟航空会社便の利用となります。
ラウンジでは下記の飲み物や食べ物が頂けます。

ANA ラウンジ内容

ファーストラウンジでは国内線でも食べ物があります。
ドーナッツが美味しかったですね!太っちゃう。
国際線で僕が好きなものはとんこつラーメンです。ANAカレーも本当に美味しいですよ。
ラウンジ内のヌードルバーで注文する形となります。
国際線ファーストラウンジ(スイートラウンジ)ではメニューが豪華になります。
蟹クリームパスタが絶品でした。ハーゲンダッツのアイスも有るので最高!

ビジネスラウンジでは全てセルフサービスですが、スイートラウンジではANAの方が飲み物を聞きに来てくれます。お酒を入れてきて席まで持ってきてくれます。

ラウンジではシャワーを利用出来ます。
空港までの移動で汗をかいたり、夜行便の前にスッキリして飛行機内で爽やかに寝たい場合に凄く良いです。僕はよく利用します。

以前の平会員の時は空港に着いてチェックイン・手荷物検査・出国手続きをした後、搭乗まで1時間半くらいゲートで待つしかなく、非常に暇でしんどい思いをしていました。
しかし、今はラウンジで食事やお酒を頂きながら搭乗時間まで待てますし、充電やインターネットも利用出来るので、本当に快適な待ち時間となりました。
僕は夕方便での出張の場合、昼過ぎに空港へ着くように移動し、昼食を取りながらメール確認等の仕事をする、、、という動きをしています。

日本への帰国便に乗る際の海外の空港でもラウンジ利用出来るので、旅行の快適度が劇的に向上する事間違いなしです。

2:優先チェクイン、優先手荷物検査、手荷物受け取り優先

上級会員であればビジネスカウンターやファーストカウンターでチェックインが出来ます。
時期や時間帯によってエコノミーカウンターには長蛇の列ができている時があります。その時にビジネスカウンターでチェックイン出来れば、ほぼ並ばずにいける事もあります。
そこでの時間短縮は30分くらいでしょうか。

チェックインを済ませ、出国手続きをする為に手荷物検査をしますが、その際も結構な列が出来ている事がよくあります。
上級会員であればこの一般の列ではなく、別の専用レーンを利用出来ます。このレーンは限られた人(ビジネスクラス、ファーストクラス搭乗者、各航空会社の上級会員)なので、スムーズに荷物検査を抜けられます。ここでも10〜20分の時間短縮が出来ます。

目的地に着き、入国審査を終えた後で預け荷物の受け取りを行います。
ここでも返却される順番が決まっており、まず初めにファーストクラス搭乗者とダイヤモンド会員、次にビジネスクラス搭乗者やプラチナ会員(SFC会員)、その後でエコノミークラス搭乗者や平会員の荷物が出てきます。
飛行機の大きさ、搭乗人数にも寄りますが、最後の荷物が出てくるまでには30分くらい掛かる事もあります。この時間の短縮も出来る様になります。

という事で、合計の時間短縮は70〜80分となります。これが1回の旅行で2回(往復なので)ある為、2時間半くらいの無駄な時間が無くなりストレスも軽減されます。
旅の快適度が断然良くなります。旅に慣れてない方であればこのストレスも多く感じる事でしょうから、更に差を感じる事でしょう。

3:アップグレードポイント

上級会員になると4月1日〜次の年の3月31日まで利用出来る”アップグレードポイント”というものが付与されます。付与されるポイント数は前年に取得したPP数によります。

獲得出来るポイントについては こちらをクリック(ANAサイト)

このポイントを利用してビジネスクラスやファーストクラスへアップグレードする事が出来ます。マイルやお金を使わずにアップグレード出来るのですからとてもお得です。

アップグレードに必要なポイント数については こちらをクリック(ANAサイト)

しかし何でもアップグレード出来ると思ったら大間違いです。
それには条件があります。アップグレード可能なチケットクラスを購入する必要があります。
例えば安いエコノミークラスVを購入したとします。しかしアップグレード出来ません。

エコノミーからビジネスへアップグレードするにはクラスU以上(U,B,M,Y)のチケットを購入する必要があります。問題はこのクラスは結構高額な事。

しかし日本以外の空港から出発するチケットを購入する場合は、Uクラスの1つ下(安い)チケットでもアップグレード対象となっています。
この日本以外から出発し、日本経由で別の国へ移動する航路を往復するようにチケット購入する事を 海外発券 と呼ばれています。購入は特に特別な事は無く、ANAサイトの出発地に日本以外を選ぶだけです。

ビジネスからファーストへのアップグレードではクラスZ以上(Z,D,C)のチケットが必要です。Pクラスが購入出来る場合がありますが、これはアップグレード出来ません。また、マイルの積算率も70%と低いです。(Zクラスでは125%)

しかしダイヤモンド会員には特権があります。それは ダブルアップ という技です。
通常アップグレード出来ないクラスのチケットでも、2倍のアップグレードポイントを消費する事でアップグレード可能になるという事です。

例えば 羽田ーニューヨーク を例にします。(片道の価格)
エコノミーで安いものは8万円くらいです。
アップグレード可能なクラスであれば15万円くらいになります。約2倍です。
ビジネスクラス(Zクラス)は30万円です。

通常は片道15万円でチケット購入し、アップグレードポイント10ポイントもしくは45,000マイルを使ってビジネスクラスへ変更します。

しかしダイヤモンド会員であれば片道8万円でチケット購入し、アップグレードポイント20ポイントで約4倍のチケットに出来るという事です。すごい!往復で44万円もお得。マイルで往復アップグレードした場合、90,000マイル必要になります。これだけでビジネス往復の特典航空券が取れてしまいます。勿体無い。しかも30万円でチケット購入付き!

ダイヤモンド会員の恩恵の威力ですね。

番外編:隠し特典???

世の中には ダイヤブロック という裏技があるようです。
乗客数に余裕がある場合は、ダイヤモンド会員の隣の席は指定出来ないようブロックされるようです。なんと!王様的な!隣の席が空いているとエコノミー快適度が全然違いますからね。

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